高槻市上下水道工事業協同組合は、創立50周年を迎える事となりました。
50年の長い歴史の時の流れの中で、組合が積み重ねてきた幾多の経験、実績の軌跡を今一度見つめ直し、先人たちの努力の汗を感じながら、組合に関わる全ての人々に、又関係諸団体の方々への敬意と感謝を謹んで申し上げます。
当組合の業務は、高槻市水道部の意向と合致したもので、昭和41年より市民サービスをモットーに24時間体制の屋内修繕業務を開始し、今なお継続し遂行させて頂いているところであります。
また、近年地震などの災害により大きな被害を被る可能性もあり、災害時には水道管も各所で損壊し、市民の皆様に水道水を供給できなくなる恐れがあります。
その有事に備えた災害復旧活動も業務の一環として、高槻市水道部と協定を結び、迅速な対応が出来るように、日頃から準備しているところであります。
上下水道に携わる者として、今日の整えられた環境をさらに充実させていくという責務を全うすべく、組合員全員が一致団結し、日々皆様の生活で一番身近な水についてお役に立てれば幸いに存じます。
結びに、当組合が出来る事、当組合でしか出来ない事を熟考し、地域社会へのさらなる貢献と恩返しを、市民の皆様が安心安全な生活実現の為、鋭意努力する所存でございます。
今後とも関係御各位の皆様のご指導ご教授を賜りますよう宜しくお願い申し上げます。
高槻市上下水道工事業協同組合
理事長 荘田 賢一
昭和40年代における高槻市の急激な人口増加は、同時に水需要の増大、水道事業全般に対する様々なニーズの発生をもたらしました。
当組合は、こうしたニーズの高まりに呼応する形で、昭和40年4月に10社参加により創立され、「高槻市水道工事業協同組合」として業務を開始しました。
設立以降現在に至るまでの間に、住民のライフスタイルを始め、環境問題への取り組み方、規制緩和等、私たちを取り巻く経済、社会情勢は、大きく変化してきました。当組合の歩みは、こうした様々な変化への対応の経緯そのものであると言えます。
現在組合員7社で構成し、高槻市を中心に近隣地域の、指定給水装置工事事業者、排水設備等指定工事店としてのご指定をいただき、市からの水道工事、下水道工事、他設備等のプロ集団として、日夜市民のライフラインの確保、市民サービスに頑張っております。
我々組合加入の工事店は、優秀な技術で迅速な対応をモットーに皆様の良きアドバイザーをめざし、技術技能の研鑽と情報を収集し、事業活動を活発に行っております。
しかしながら、今、当組合を取り巻く環境は大変厳しく、不透明な時代に入るなか、変革の時代に取り残されることのないよう、効率ある運営を志さなければなりません。
さて、日常の上下水道工事に関する業務は勿論のこと、災害時の生活用水の迅速なる供給が最も大切であると認識していますが、この度、更なる地域の信頼に応えられる組合運営を目指していくため、かつ、ここ近年、お年寄りを中心に水道修理等での詐欺の被害に遭遇された市民の声に応えるべく、安心安全な当組合のホームぺージをご活用下さいますようにお願い申し上げます。